
「葉茶」とは?
「葉茶」とは、粉末にせず、茶葉そのものを湯にひたして味わう、昔ながらのお茶のこと。熱湯の中で葉はゆっくりとほどけ、自然な香りや深い旨味、そして繊細な草の気配を静かに放っていきます。
煎茶、玉露、覆い茶、ほうじ茶──日本で愛されてきた多くのお茶は、この葉茶として楽しまれてきました。淹れるたびにわずかに表情を変えるその味わいは、一杯ごとに違う物語を手渡してくれるようです。
多くの茶を愛する人々にとって、葉茶は日本の生産者が受け継いできた職人技と、その土地ごとに異なる豊かな恵みを探る、もっとも本格的な道なのです。

なぜ「葉茶」を選ぶのか?
「葉茶」は、ティーバッグや粉末茶よりも、ずっと豊かで奥行きのある味わいをもたらします。葉がそのままの姿で残っているからこそ、天然の油分や香り、風味のひだがしっかりと息づいているのです。
丁寧に淹れれば、日本茶の茶葉は何度でも抽出でき、そのたびに少しずつ表情を変える味わいを楽しむことができます。最初の一杯ではうま味や甘みがふくらみ、二煎目、三煎目と進むにつれて、軽やかで爽やかな風味がそっと姿を現します。
こうした移ろいゆく味わいこそが、茶葉が長く日本の茶文化の中心にあり続ける理由のひとつ。一杯ごとに変化するその物語が、人々を惹きつけてやまないのです。

茶葉を淹れる方法
日本茶の葉茶は、横柄付きの伝統的な急須でゆっくりと淹れるのが一般的です。茶葉は種類に合わせておよそ60〜80℃のやわらかな湯にひたり、その低めの温度が、繊細な風味をそっと引き出してくれます。
抽出時間を短くすることで、茶葉の奥にある香りが静かに開き、余分な苦味が出るのを防いでくれます。
こうした丁寧な淹れ方があってこそ、上質な日本茶が持つ澄んだ香り、調和のとれた味わい、そして洗練された余韻が際立つのです。
よくある質問
茶葉とティーバッグの違いは何ですか?
茶葉には、葉そのものの姿が残る大ぶりの葉が使われますが、ティーバッグには一般的に細かく砕かれた茶葉が詰められています。抽出のあいだにゆったりと広がる余白があるからこそ、葉茶はより複雑で奥行きのある香りと風味を生み出してくれるのです。
日本の茶葉は何回淹れられますか?
日本の葉茶の多くは、2〜3回ほど淹れて楽しむことができます。一杯ごとに風味は少しずつ表情を変え、一煎目には深いうま味が広がり、二煎目以降には、より軽やかで爽やかな味わいがそっと姿を見せます。
日本の茶葉には特別な急須が必要ですか?
茶葉はさまざまな急須で淹れることができますが、日本茶には昔ながらの急須がよく用いられます。内側に備えられた細やかな茶漉しが、細かな茶葉をそっと受け止め、澄んだ茶の色と、まっすぐな味わいを保ってくれるのです。
茶葉の方が、より多くのカフェインを含んでいるのでしょうか?
茶葉そのもののカフェイン量が、ほかの形態のお茶より必ずしも多いわけではありません。カフェインの含有量は、茶葉の種類や淹れ方によって大きく左右されます。ただ、葉茶で淹れる場合は、温度や抽出時間を細やかに調整しやすく、自分の好みに合わせて味わいを繊細に仕立てられるという魅力があります。
茶葉はどのように保存すればよいですか?
茶葉は、光や熱、湿気を避けて、密閉できる容器にそっとしまってください。適切に保管することで、日本茶ならではの繊細な香りと鮮やかな鮮度が、長く息づいてくれます。保存のコツについては、当サイトの記事「お茶の保存方法」にて、より詳しくご紹介しています。
Mohei Tea — その手でつくり、その心で見守る。
Mohei Tea — その手でつくり、その心で見守る。
Mohei Tea は、日本各地で情熱を注ぐ生産者とまっすぐに向き合い、その土地が育んだ技、テロワール、そして受け継がれてきた茶文化の息づかいを映すお茶だけを選び抜いています。多くの地元農家が厳しい現実や不確かな未来に向き合う今、私たちの願いは、彼らの手仕事が生む一杯を世界の茶愛好家へ届け、その営みがこれからも続いていくようそっと支えることにあります。茶師・茂兵衛が先頭に立ち、丁寧に選び抜いたお茶だけを。最高の品質と、本物だけが持つ静かな力を宿した一杯を、まっすぐにお届けします。



































