
粉末茶とは?
日本の粉末茶は、茶葉を細やかに挽いてつくる鮮やかな粉のお茶で、水に直接溶かして泡立てるだけで、そのまま味わうことができます。茶葉を浸して取り出す葉茶とは異なり、粉末茶は茶葉そのものを丸ごといただくため、より濃厚な口当たりと、深く満ちる風味が広がります。
もっともよく知られているのは、伝統的な茶道で用いられる抹茶。一方で、ほうじ茶パウダーのように、焙煎の香ばしさと扱いやすさから人気を集める粉末茶もあり、ふその多彩な表情が、日々の一杯に新しい楽しみを添えてくれます。

粉末茶の製法は?
日本の粉末茶づくりは、丹精こめて育てられた茶葉を収穫し、丁寧に加工したのち、伝統的な石臼や現代の精密な粉砕技術を用いて、細やかな粉へと挽き上げるところから始まります。抹茶の場合は、収穫前に茶葉を覆い、やわらかな旨味を育てながら、粉末に仕立てるための特別な「碾茶(てんちゃ)」へと整えていきます。
時間をかけて行われる製粉の工程によって、乾いた茶葉は極細の粉末へと姿を変え、その鮮やかな色、香り、そして天然の成分がしっかりと守られます。こうした丁寧な職人技があるからこそ、一杯の粉末茶には、凝縮された豊かな風味と、静かに調和した余韻が宿るのです。

粉末茶の楽しみ方
日本の粉末茶は、竹でつくられた伝統の茶筅を使い、お湯と粉末をやさしく泡立てながら点てられます。このひと手間によって、きめ細かな泡が立ち、粉末茶ならではの豊かな香りと深みがいっそう引き立ちます。
また、粉末茶は用途の広さも魅力のひとつです。古くからの飲み方はもちろん、ラテやデザート、料理にも活躍し、日本茶の風味をさまざまなかたちで楽しむことができます。
よくある質問
粉末茶は茶葉とどう違うのですか?
葉茶は、熱湯に茶葉をひたして抽出し、茶葉をそっと取り除いていただきます。一方、粉末茶は水やお湯にそのまま溶かして飲むため、茶葉そのものを丸ごと味わうことになります。だからこそ、粉末茶にはより濃厚な口当たりと、深く満ちる風味が宿るのです。
抹茶と他の粉末茶の違いは何ですか?
抹茶は、日本の粉末茶の中でも最もよく知られ、古くから茶道で用いられてきたお茶です。日差しを避けて育てられた茶葉を丁寧に挽き、鮮やかな粉末へと仕立てたものが、その源となります。一方、ほうじ茶パウダーなどのほかの粉末茶は、焙煎した茶葉からつくられ、抹茶とは異なる、香ばしさを帯びた豊かな風味を楽しむことができます。
粉末茶を準備するのに特別な道具は必要ですか?
伝統的な点て方では、竹でつくられた茶筅を使い、粉末とお湯をやさしく混ぜ合わせながら、なめらかで細やかな泡を立てていきます。このひと手間が、粉末茶の豊かな香りとまろやかな口当たりを引き出してくれるのです。ただ、粉末茶は用途や場面に合わせて、ブレンダーで軽やかに混ぜたり、シェイカーで振って仕上げたりすることもできます。伝統と現代の工夫が、粉末茶の楽しみ方をさらに広げてくれます。
粉末茶は料理に使えますか?
はい。日本茶の粉末、なかでも抹茶やほうじ茶パウダーは、ラテや菓子、アイスクリーム、さまざまなデザートづくりに広く使われています。その濃厚な風味と鮮やかな色合いは、伝統的なレシピにも、現代的なアレンジにも寄り添う、魅力的な素材です。
特に抹茶にはカフェインが含まれていますか?
はい。抹茶は緑茶の葉からつくられるため、自然とカフェインを含んでいます。茶葉をまるごといただくお茶だからこそ、ほかの飲み物に比べて、ゆるやかでバランスのよいエネルギーが続くことが多いのです。
一方で、カフェインを控えたいときには、ほうじ茶パウダーが心強い味方になります。焙煎の香ばしさがやさしく広がり、夜のひとときにも穏やかに寄り添ってくれます。
Mohei Tea — その手でつくり、その心で見守る。
Mohei Tea — その手でつくり、その心で見守る。
Mohei Tea は、日本各地で情熱を注ぐ生産者とまっすぐに向き合い、その土地が育んだ技、テロワール、そして受け継がれてきた茶文化の息づかいを映すお茶だけを選び抜いています。多くの地元農家が厳しい現実や不確かな未来に向き合う今、私たちの願いは、彼らの手仕事が生む一杯を世界の茶愛好家へ届け、その営みがこれからも続いていくようそっと支えることにあります。茶師・茂兵衛が先頭に立ち、丁寧に選び抜いたお茶だけを。最高の品質と、本物だけが持つ静かな力を宿した一杯を、まっすぐにお届けします。
















